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LDS3000
LDS3000 LDS3000
P3000 XL P3000(XL)
ヘリウムリークテスターの画像①

LDS3000 / LDS3000 AQ / P3000(XL) ヘリウムリークテスト

  • 高速検査
  • 高感度
  • システム組込み用
  • 軽量コンパクト
エアリークテストでは検知できない微小な漏れを、ヘリウムガスを使用する事で検出ができます。

基本仕様

ヘリウムガスを使用したリークテスト方法

真空法
ワーク内を真空にする方法

  • 真空吹付け法
  • 真空フード法

加圧法
ワーク内にヘリウムガスを加圧する方法

  • スニファー法
  • 真空ベルジャー法
  • 加圧積分法
  • ボンビング法(ワークに加圧口がないもの)

テスト方法の選択例

各テスト方法の特長

ランニングコストを低減させるヘリウムガスミキサー・ヘリウムガス回収装置もございますので別途ご相談ください。
イニシャルコスト・ランニングコストによりご提案いたします。

真空法

テスト方法 真空吹付法 真空フード法
漏れ検出精度 1E - 09 Pa・m3/sec以上 1E - 09 Pa・m3/sec以上
全体の測定 ×
漏れ箇所特定 ×
自動化
イニシャルコスト
ランニングコスト
メンテナンスコスト
対象製品 ヘリウムリークテスト

LDS3000

加圧法

テスト
方法
真空
ベルジャー法
ボンビング法 スニファー法 加圧積分法
漏れ検出
精度
1E-07Pa・m3 /sec以上 1E-09Pa・m3 /sec以上 1E-06Pa・m3 /sec以上 1E-05Pa・m3 /sec以上
全体の
測定
×
漏れ箇所
特定
× × ×
自動化
イニシャル
コスト
×
ランニング
コスト
× × ×
メンテナン
スコスト
× ×
対象製品 ヘリウムリークテスト

LDS3000

he-img-03

P3000(XL)

ヘリウムリークテスト

LDS3000AQ

テスト方法詳細

真空法

真空吹付法

ワーク内を真空排気して、外側からスプレーガンでヘリウムを吹付けた時にワーク内に漏れてきたヘリウムを検出する方法です。
真空吹付法のイメージ図

真空フード法

ワーク内を真空排気して、外側をフードで覆い、フード内にヘリウムを加圧してワーク内に漏れてきたヘリウムを検出する方法です。
真空フード法のイメージ図

加圧法

スニファー法

ワーク内を真空引き後、ヘリウムガスを加圧して、外側に漏れたヘリウムをスニファープローブで吸引して漏れを検出する方法です。
スニファー法のイメージ図

真空ベルジャー法

ワークをチャンバーの中に入れ、ワーク内を真空引き後、ヘリウムを加圧してチャンバー内を真空排気して真空のチャンバー内に漏れたヘリウムを検出する方法です。
真空ベルジャー法のイメージ図

加圧積分法

ワークをフードの中に入れ、ワーク内を真空引き後、ヘリウムを加圧して漏れ箇所からフード内に漏れるヘリウムを一定時間溜込み、フード内に溜まったヘリウム(濃度)を検出する方法です。

加圧積分法のイメージ図

ボンビング法

ワークをタンク内に入れ、一定時間真空引き後、ヘリウムで一定時間加圧放置してその後、タンクからワークを取出しチャンバー内にワークを入れてチャンバー内を真空排気して漏れによりワーク内に入ったヘリウムを検出する方法です。
ボンビング法のイメージ図

リークテスト装置 加圧積分法

加圧積分法 回路構成

加圧積分法 回路構成のイメージ図

ヘリウムリークディテクター LDS3000AQ 回路構成

ヘリウムリークディテクター LDS3000AQ 回路構成のイメージ図

ヘリウム検出センサー 原理

180°磁場偏向型質量分析管

ヘリウム検出センサー 原理のイメージ図
  1. LDS3000AQに入ってきたヘリウムはターボ分子ポンプの逆拡散現象により分析管へ到達します。
  2. 分析管に到達した分子がフィラメントの電子により+イオンに変換され加速電圧により-方向に移動します。
  3. +イオンが磁界を通過する事で気体の質量により軌道が分かれます。
  4. +イオンを持ったヘリウムのみイオンコレクタに到達してプリアンプで電流として増幅して計測します。

リークテスト装置 真空ベルジャー法

真空ベルジャー法 回路構成

真空ベルジャー法 回路構成のイメージ図

ヘリウムディテクター LDS3000 回路構成

各ポートを接続圧力ごとに自動で切り替えるバルブを内蔵した一体型のリークディテクターもございます。
仕様については当社へお気軽にご相談ください。
ヘリウムディテクター LDS3000 回路構成のイメージ図

ヘリウム検出 原理

180°磁場偏向型質量分析管

ヘリウム検出 原理のイメージ図
  1. LDS3000に入ってきたヘリウムはターボ分子ポンプの逆拡散現象により分析管へ到達します。
  2. 分析管に到達した分子がフィラメントの電子により+イオンに変換され加速電圧により-方向に移動します。
  3. +イオンが磁界を通過する事で気体の質量により軌道が分かれます。
  4. +イオンを持ったヘリウムのみイオンコレクタに到達してプリアンプで電流として増幅して計測します。