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Comparison of method

差圧法と圧力変化法加圧法の比較

圧力変化法加圧法は圧力を封入後、圧力降下量を圧力センサーの変化量として直接表示する方式です。

スクロールできます。

差圧法 圧力変化法加圧法
感度
  • テスト圧に拘らず、差圧センサーは微差圧レンジが使用できるため常に精度の高い漏れ検査ができます。
  • テスト圧に応じたレンジの圧力センサーを使用するので、圧力が高くなるに従って分解能が低くなり、漏れ検出感度が悪くなります。
温度
  • 封入エアーの温度上昇や気温変化の影響はマスターとの比較のため相殺され小さくなります。
  • 分解能が高いので検出時間が短くても高い検出力が得られます。
  • 封入エアーの温度上昇や気温変化の影響は誤差となって表れます。
  • 感度が低いため検出時間を長くとる必要がある。検査時間が一定の場合、検出時間が長くなれば加圧安定時間が制限され、誤差を大きく含む検査になります。
温度や
変形の影響

加圧初期は、断熱変化や容積変化の影響による圧力変動(誤差)を多く含みます。
差圧法は圧力変化法加圧法に比べ検出感度が高く検出時間を短く設定できます。測定時間が限定された場合、圧力変化法加圧法よりも十分な安定時間をとることできるので誤差の小さい測定が可能になります。

互換性
  • テスト圧の変更があっても共通の差圧センサーが使用できます。
  • 最適な感度を得るためにはテスト圧に応じたレンジのセンサーを使用しなければなりません。